院長ブログ

勉強は時間の長さじゃない!

公開日:
監修:めいほう睡眠めまいクリニック院長 中山明峰

 連休前半、5/1-2は贅沢にもクリニックを休日にさせて頂き、連休を頂きました。家族全員ばらばらに用があり、前半は執筆に時間が使えました。久しぶりに出版の依頼があり、締め切りは連休明け。六万字必要なところ、後二万字足りない!さすがに開業していると、なかなかまとまった時間が取れません。
 これまで論文数百枚、著書は3冊書いています。自分にとって、子どもの頃に大人から浴びた「勉強時間が足りない」、「勉強机に座っている姿をみたことがない」、などの言葉は生涯のコンプライアンスとなりました。つまり、「大人」にとって、私は周囲に比べると劣等生なのです。
還暦過ぎてから楽しいことがひとつあります、「大人」に対し、反撃ができるようになったのです。まず「勉強は時間の長さではない!」、「机に張り付くのは、あなたたちがその姿をみたいだけです!」という言葉を返します。
 小学校の授業時間は45分、大学で90分、人間は成人でもそれ以上の時間集中できないのです。何十年とやらせて頂いた講演会は大概60分。ところが驚くことに、近年それが40分に短縮されている会が増えています。聞いている側が集中し、聞いた内容を実行できる結果を残せるのは40分の方がいいらしい。
 ということで、私が一度に執筆集中できるのは四千字まで、三時間程度、その時間過ぎたら同じ場所に居たくなくなるので、場所を変えればまた再開できる原則を、自分が一番よく理解しています。よってスタートする前かプログラムを組みます。午前中普段いけない喫茶店でモーニングからスタート、午後はスタバ、夕方はジム内で、トータル一万字完成!
秘訣は、合間合間に必ず脳へのご褒美が必要です。喫茶店では人気の玉子サンド、スタバではカフェイン危険量・トリプルエスプレッソラテ(ちなみに普段は不眠患者には絶対飲んではいけない量と説明しています、笑)、ジムではランニングしながらテレビがみられるから頑張れと、脳と約束します。
 つまり、集中できれば一週間で本が一冊書けるのです!ではなぜ私はそこまでできないのか。凡人だからです。結局こんなことしているより、楽なほうがいいのです。せいぜい数年に一冊しか書けません。ただ、それができるひとが東大に行くのだなと思いました。ということで、「スタバで勉強なんてできる訳ないじゃん」と子どもたちに説教しているあなた、脳―です。


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